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消耗する人と、伸びる人

SESで伸びる人と、消耗する人。その差は才能ではなく、選考の構造を理解しているかどうかから始まります。書類と面談、それぞれの分かれ目を、現場を見てきた立場から書きます。

キャリア / SES2026.06.23約4分で読めます#SES#キャリア#スキルシート#面談
— この記事でわかること —
  • SESの選考は「書類選考 → 面談(2〜3回)」。この構造を理解しているかが、最初の分かれ目
  • 伸びる人は、書類はスキルシートにこだわって通過率を最大化し、面談を確実に通す
  • 面談で効くのは難しい話術ではなく、質問に真正面から答えるという基本。SESはここで差がつく

まず、SESの選考はどう進むか

自分はSESの現場で、たくさんのエンジニアの選考を見てきました。伸びる人と消耗する人の差は、能力そのものより「選考の構造を理解しているか」から始まっている、と感じます。

SESの選考は、だいたい2段階です。最初に書類選考(スキルシート)があって、通ると面談。面談は1回で終わらず、2回、3回と重なることも普通にあります。まずこの流れを正しく押さえることが、出発点です。

分かれ目①:書類は、スキルシートで可能性を最大化する

最初の関門は書類です。ここはスキルシートがほぼ全てで、面談に進めるかどうかが決まります。だから伸びる人は、スキルシート作りに徹底的にこだわります。

経歴をただ並べるのではなく、相手がどの案件で何を期待しているかを想像して、自分の経験をそこに寄せて書く。読んだ相手が「会ってみたい」と思う状態まで作り込む。ここで手を抜くと、その先の面談にすら進めません。

書類で大事なのは、盛ることではなく、通過の可能性を最大化すること。スキルシートは、面談の入場券です。

分かれ目②:面談を、確実にこなす

書類を通ると、次は面談です。さきほど書いたとおり、2回3回と続くこともあります。ここを確実に通せるかどうかが、二つ目の分かれ目です。

ここで効いてくるのは、技術力そのものより、対人コミュニケーションの力です。意外に聞こえるかもしれませんが、現場を見てきた実感として、面談で落ちる人はだいたい、ここでつまずいています。

面談で本当に効くのは、「質問に真正面から答える力」

では、対人コミュニケーションで何がいちばん大事か。難しい話術ではありません。質問に対して、真正面から答えること。これに尽きます。

「◯◯の経験はありますか」と聞かれたら、まずその問いにまっすぐ答える。前置きや言い訳から入らない。相手が技術エンジニアでも、エンジニアでない担当者でも同じです。聞かれたことに、ちゃんと答える。基本中の基本ですが、これができる人は、想像より多くありません。

面談は、賢さを見せる場ではありません。問いに、まっすぐ答えられるか。SESの肝は、結局この一点に出ます。

消耗する人と、伸びる人

消耗する人伸びる人
選考の流れを意識していない書類→面談2〜3回の構造を理解している
スキルシートを使い回す案件に合わせてスキルシートを作り込む
面談で前置き・言い訳から入る聞かれたことに、まず真正面から答える
技術力だけで通ると思っている対人の基本が通過率を決めると知っている

結局、分かれ目はどこにあるのか

まとめると、伸びる人は、特別な才能で勝っているわけではありません。SESの選考構造を理解し、書類で可能性を最大化して、面談では質問にまっすぐ答える。やっていることは、どれも基本です。

逆に消耗する人は、この基本のどこかが抜けています。だから良い案件に入れず、評価もされず、すり減っていく。差は、地味なところでついています。

日本AIセンターでは

自分たちは、ここをエンジニア任せにしません。スキルシートの作り込みも、面談の通し方も、一緒に準備します。そのうえで、AIを使う前提で働き、案件は市場価値で選べるようにしています。その考え方はAIネイティブSESとは何かに、単価の話はコードを書くだけでは単価は上がらないに書きました。

AIで会社を動かす現場を、一緒に作ってくれるエンジニアを探しています。

よくある質問

Q. SESの選考はどう進みますか?
一般的には、書類選考(スキルシート)が最初にあり、通過すると面談です。面談は1回で終わらず、2回・3回と重なることもあります。まずこの流れを理解しておくことが、通過率を上げる出発点です。
Q. SESの面談で重要な能力は何ですか?
技術力以上に、対人コミュニケーションの基本です。中でも「質問に真正面から答える力」が効きます。相手が技術者でもそうでなくても、聞かれたことにまっすぐ答えられるかで、印象が決まります。
Q. スキルシートはなぜ重要なのですか?
書類選考はスキルシートでほぼ決まり、面談に進めるかどうかを左右するからです。使い回さず、案件ごとに期待へ寄せて作り込むことで、通過の可能性を最大化できます。
石田 陽希
石田 陽希
日本AIセンター株式会社 代表取締役CEO / FDE(Forward Deployed Engineer)
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