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「Claude Code案件」は、実在する

「Claude Code 案件」と検索しても、まとまった情報はほとんど出てきません。まだ誰も書いていないからです。実際にClaude Code前提の案件を扱っているSES事業者の立場から、どこに実在して、どう探して、何を準備すれば入れるのかを書きます。

キャリア / AI案件2026.07.22約4分で読めます#Claude Code#案件#SES#AI駆動開発
— この記事でわかること —
  • Claude Codeを使える案件は実在し、増えている。大きく3タイプ
  • ただし求人票や案件票には書かれないことが多い。「生成AI活用」としか書かれないので、探し方にコツがある
  • 入るための準備は資格ではなく、「実務で使い切った証拠」を語れること

なぜ、検索しても出てこないのか

理由は単純で、SESの案件情報は求人サイトではなく、商流の中の非公開ルートで流れるからです。そして案件票には「生成AI活用」「AI開発経験歓迎」くらいしか書かれず、ツール名まで明記されることは稀です。つまりClaude Code案件は、検索で見つけるものではなく、面談と営業経由で確かめるもの。ここを押さえると探し方が変わります。

実在する3タイプ

自分たちが実際に見ている範囲で、Claude Codeが使える案件は3つに分かれます。

タイプ①:AI駆動開発が前提の開発案件。企業がコーディングエージェントを正式契約し、開発標準として採用しているケース。新規開発や内製化の現場に多く、最初から「AIエージェント前提で開発できる人」が要件に入っています。数はまだ少ないですが、単価は高く、増え方は一番速い。

タイプ②:AI導入を手伝う側の案件。企業のAIエージェント導入・PoC・社内ツール開発を支援する仕事。Claude Codeを「使う」だけでなく「広める」側に回るので、上流に出る経路としても機能します。

タイプ③:通常の開発だが、AIが公認の現場。案件自体は普通の開発でも、会社間の合意でコーディングエージェントの利用が認められている現場。以前の記事に書いた「AI公認の現場」はこれで、実は一番数が多い。

Claude Codeが使える案件の3タイプ。③が最も多く、①が最も速く増えている。
Claude Codeが使える案件の3タイプ。③が最も多く、①が最も速く増えている。

探し方:求人票ではなく、この質問で確かめる

AI公認現場の記事で書いた面談での確認3点(公認か/どのツールか/どの範囲か)に加えて、Claude Code案件を狙うなら2つ足してください。

「開発標準は何ですか?」——「エージェント前提の開発フローがある」ならタイプ①、「個人利用は自由」ならタイプ③です。

「ツールの契約は誰がしていますか?」——企業契約なら本気度が高い。個人アカウントの持ち込みなら、利用範囲の確認が必要です。

そして本流は、所属会社経由です。Claude Code案件は非公開ルートで流れるので、結局は「会社がAI案件を取りに行っているか」で個人の選択肢が決まります。会社の見分け方はAIネイティブSESとはに書きました。

入るための準備:「使えます」では通らない

面談で「Claude Code使えますか?」と聞かれて「触ったことがあります」では通りません。効くのは3つです。

① 最後まで作り切った実績。自分の困りごとを、AIエージェントと組んで完成まで持っていった経験。淘汰の記事にも書いた通り、これが一番速い練習であり、一番強い証拠です。

② スキルシートに「任せ方」を書く。「Claude Code使用」と一行書くのではなく、何をAIに任せ、何を自分が設計・判断したかを書く。ここが書ける人はまだ少ないので、それだけで差がつきます。

③ 開発フローを語れること。AI駆動開発の現場では、人間の仕事は「書く」から「確認して判断する」へ移っています。「AIの出力をどう検証するか」を自分の言葉で語れるかが、経験者かどうかの見分けポイントとして使われます。

コーディングエージェント前提の開発が、実際の現場で日常になり始めている。
コーディングエージェント前提の開発が、実際の現場で日常になり始めている。

単価はどうか

単価の記事に書いた通り、AI活用・AIエージェント開発ができる人材には、同じ役割でも高い値がつき始めています。希少性がまだ高いうちに入るほど有利です。この波は、乗るのが早い人から順に取っていきます。

よくある質問

Q. Claude Codeを使える案件は本当にありますか?
あります。①AI駆動開発前提の開発案件 ②AI導入を支援する案件 ③AI利用が公認されている通常案件の3タイプで、③が最も多く、①が最も速く増えています。ただし案件票にツール名が書かれないことが多く、面談での確認が必要です。
Q. 未経験でもClaude Code案件に入れますか?
開発経験ゼロからいきなりタイプ①は難しいですが、タイプ③(AI公認の通常案件)で実務経験を積みながらAIの使い方を磨く経路は現実的です。自分のプロジェクトをAIエージェントと作り切った経験があれば、面談で語れる材料になります。
Q. 面談では何をアピールすべきですか?
「使ったことがある」ではなく、「何をAIに任せ、何を自分が設計・判断したか」を具体的に話すことです。AIの出力をどう検証するかを自分の言葉で語れると、実務で使っている人だと伝わります。
石田 陽希
石田 陽希
日本AIセンター株式会社 代表取締役CEO / FDE(Forward Deployed Engineer)
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